呪怨

タイで日本映画をみよう!

 

もちろん、日本語、タイ語字幕だと思っていた。だって普通そうですよね?

友達のお兄さんの話では英語で、タイ語字幕、あるいはその反対だろうとのこと

いざ、行こう!MBKことマーブンクロンセンターへ!

 

この日は平日の昼間。当然空いているはず・・・と思いきや甘い

学生がわんさか。あれ〜学校はどうしたんだ、きみたちぃ〜と指導員のようなことを言いたくなる

中学生から大学生まで幅広い年齢層のサボり屋が集結していた

タイでは義務教育は小学生までなので、それ以上になると出席はゆるいのか?

 

チケット買いに行くと、タイ語吹き替え、字幕なしということで・・・

まあ内容もあってないようなもんなので、わかるだろうと見る事にした

タイではピー(精霊)の存在が信じられているので、映画館は満員に近かった

 

何度かタイで映画を見たが、最初の予告が長い!軽く15分はやっている気がする

その後、プミポン国王の偉業が音楽にのせて流れる。ここでは起立しなければいけない

 

やっと本篇が始まったかと思うと、最初のナレーションですでに笑いが起こる。

明らかに笑う所ではないのだが、理佳という名前に笑ってる様子

日本人は声を極力声をひそめて映画を鑑賞するけれど、この手の映画では

タイ人は大声を上げることが多い。まるで、ここは遊園地か?というくらいの

絶叫を聞くことができる。そして絶叫のあとには、その絶叫に対して笑いが起こる

私は、基本的にホラー映画は平気なので怖くもなんともないのだが

一緒に見た、全くタイ語のわからない友達はかなりの怖がりだった

にもかかわらず、この絶叫と笑いで、「結構平気」と言ってる有様

タイ人が笑うところは他にもある。それは日本人では考えられない箇所だ

日本人は痴呆老人をみると、ちょっとかわいそうだなと思うけれど

タイ人は笑いのツボらしい。老婆が一点を見つめているだけで笑けてくるらしい

老人がピーに“いないいないばあ”をやっているシーンも爆笑だった

予告でもやっていた、横になっている奥菜恵の顔をのぞきこむ女とその足元で座ってる子供のシーン

あれは私の中ではかなりツボで、思わず吹きだしてしまったんだが

どうやらあそこはタイ人的には笑わないらしい(笑)うーんどうもツボが違う

映画全体としては、まあ怖くないけど試行錯誤した感じはよく出ている

まだ見てないのでわからないがDVDの呪怨の方がきっと面白いだろうけど

 

結局、呪怨がどうのというより、タイ人の反応がかなり面白いので、是非タイに行ったら映画館へ

MBKならシネコンで100バーツ(約300円)なので日本の6分の1で観れます!

だいたいショッピングセンターにはシネコンがついてるので値段はまちまちですけど

となりのサヤームディスカバリーセンターは160バーツ(480円)くらいだったような

日本円にすると180円の差ですが、こういうところはケチることをお勧めします(笑)